シャンプーは1日1回夜に行いましょう。
1日何回もシャンプーをすると必要な皮脂分が取り除かれ皮脂の過剰分泌が起こる可能性があるので注意してください。
髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌するのは副交感神経が活発になる22:00~2:00の間です。その前にシャンプーをし、頭皮を清潔にしておくことが理想的です。
1.ブラッシング
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ブラッシングをすることにより、ある程度の汚れ、フケを取り除くことができますのでシャンプー効果が高まります。また、絡まった髪をそのままにしておくとシャワーの際、水にぬれた時に無理な力がかかり頭皮や髪にダメージを与えてしまうことがありますので、髪を濡らす前にブラッシングをすることをおすすめします。 |
2.予洗い
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十分な量のお湯です洗いをしてください。
濡らす程度ではなく、頭皮や頭髪をしっかり洗ってください。
この作業で頭皮の汚れや髪に付いた汚れをほとんど落とすことができます。 |
3.シャンプー
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シャンプーでは予洗いで落とせない脂分の汚れや整髪料を落とします。
髪を洗うと言いますが、髪を洗うのではなく頭皮を洗うイメージでシャンプーします。頭皮を洗えば髪自体をこすらなくても髪の表面の汚れは落とせます。
頭皮を傷めないように指の腹で丁寧に洗うことがポイントとなります。
爪を立てると頭皮を傷つけフケやかゆみの原因ともなりますので、注意しましょう。
シャンプーを手に取り泡立ててから髪全体にまんべんなくつけていきます。
シャンプーを多めにつける方がいますが、きちんと適量を使用しましょう。
頭皮を洗う順番は後頭部の生え際→耳の後ろや襟足→耳の上のこめかみ→つむじ(頭頂部)→前頭部→額の生え際と下から上へと洗います。
また、シャンプーは2度行います。
1度目のシャンプーではざっと汚れを落とすイメージで地肌を軽くもむようにしながら洗い、
2度目のシャンプーでは頭皮をマッサージするように丁寧に洗いましょう。
2度目のシャンプーは1回目よりも少量で良いです。 |
4.すすぎ
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すすぎは最も重要です。
十分に流せていないとせっかくのシャンプーが台無しとなってしまいます。
シャンプーと同様に下から上へ毛の流れに逆らうように流していきます。
すすぎも髪ではなく地肌をお湯に浸すような感覚でしっかりと十分過ぎるぐらい丁寧にシャンプーを流していきます。
生え際や耳回り、襟足は特に汚れや泡が残りやすい部位なので注意しましょう。 シャンプーの洗い残しは過剰な皮脂の分泌、フケ、薄毛・抜毛の原因となりますので、しっかりと流すことが大切です。 |
5.リンス・トリートメント
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適量をとり髪になじませます。
リンス・トリートメントは頭髪には良いですが、頭皮にはあまり良くありません。
使用の際には頭皮につけないようにご注意ください。 ただし、リンス・トリートメントによっては頭皮に付けた方が良いものもりますので、使用方法をご確認ください。
リンスは髪の表面を保護し指通りを良くするものです。
トリートメントは毛髪の内部まで浸透するのし保護・補修を図るので、馴染ませた後しばらくおいた方が効果が高まります。
すすぎはシャンプー同様しっかりと流してください。 |
6.乾かし方
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濡れた髪はキューティクルが膨張して剥がれやすい状態です。
濡れたままにしておくと摩擦にも非常に弱い上、雑菌も増殖しやすい状態のため、様々なトラブルの原因ともなりますので、タオルドライとドライヤーでダメージから髪を守りましょう。
1.まずはタオルドライで髪を乾かします。
この時のタオルは体を拭いたタオルとは別の物を使ってください。
髪の摩擦を少なく、短時間で乾かすためにも、少しでも大きく乾きが早いタオルを使うようにしましょう。
2.タオルで軽く叩くように水気を取っていきます。
拭くというよりは水分を吸収させるイメージでタオルドライをしていきます。
3.ある程度乾いてきたら、いよいよドライヤーで乾かしていきます。
髪が絡まっている場合は粗めのクシ等で絡まりをとっておいてください。
ドライヤーの距離は最低でも10cm~15cm、目安として20cm離して熱が一部に集中しないようにこまめに手を動かしながら乾かします。あわせて手櫛で髪をかき分けながら根元に風が届くようにすることで短時間で乾きより効果的です。髪の根元から乾かしていくのが基本です。
ある程度乾いたら仕上げは冷風でキューティクルをしっかりとしめます。
ドライヤーでは頭皮は必ず完全に乾かしてください。 |